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記事: 自分にピッタリの着物を選ぶ3つの法則

着物サイズ

自分にピッタリの着物を選ぶ3つの法則

着物とは、結婚式などのフォーマルシーンから、女子会やパーティーなどのカジュアルシーンまで、どこにでも着て行ける素敵なファッションです。

日本人のアイデンティティを感じることができる着物を、是非ファッションとして着てみませんか?

しかし「着物には興味はあるんだけど、自分に合うサイズがわからない」という様な、着物サイズに関する悩みを解決する方法を、本記事でご提案します。


法則1.身丈を知る

ひとつ目に確認したいのは「身丈(みたけ)」です。女性用の着物は、まず自分の身長と同じくらいの身丈を出発点にし、着物の種類と着る場面に合わせて選びましょう。

身丈は、着物そのものの長さ

ここでいう身丈は、着物の肩山(肩のいちばん高い部分)から裾までの長さです。自分の体を首の付け根からくるぶしまで測った長さとは区別して、商品の寸法を確認してください。

仕立て上がりの着物やリサイクル着物では、気に入った一枚が自分の身長とぴったり同じとは限りません。少し違っていても、着る場面に合う範囲なら候補にできます。

身長から、種類別に身丈を選ぶ

糸千花では、着物の種類と着る場面に合わせて、次の身丈を目安にしています。表の数字は「自分の身長から、着物の身丈を選ぶ」ためのものです。

自分の身長から選ぶ、種類別の身丈の目安(糸千花の基準)
着物の種類・着方 選ぶ身丈の目安
カジュアル(普段着) 身長−7〜+5cm
フォーマル(礼装・準礼装) 身長−3〜+5cm
浴衣(女性用) 身長−10〜+5cm
男物(着物・浴衣・紋付) 細身:身長−30cmを中心に±2cm
標準:身長−27cmを中心に±2cm
恰幅のよい方:身長−25cmを中心に±2cm
長襦袢(女性用・振袖用) 身長−34〜−30cm
長襦袢(男性用) 細身:身長−32cmを中心に±2cm
標準:身長−29cmを中心に±2cm
恰幅のよい方:身長−27cmを中心に±2cm
羽織・道行・道中着・和装コートなど 身長から身丈を換算せず、裄丈を基準に選ぶ

例えば、身長160cmの方なら、普段着は身丈153〜165cm、礼装は157〜165cm、女性用の浴衣は150〜165cmが目安です。女性用長襦袢は126〜130cmを目安にします。

体型や腰紐を結ぶ位置、おはしょりの取り方によって、着やすい寸法には違いがあります。範囲内なら必ず合うという意味ではなく、候補を絞るための目安として、裄丈や身幅も一緒に確かめてください。

身丈は「おはしょり」で調節する

帯の下に出るおはしょりの例

女性の着付けでは、余った丈を腰のあたりで折り上げて調節します。この折り返した部分が「おはしょり(お端折り)」で、帯の下に見える部分を整えて着ます。

礼装ではおはしょりをきちんと出し、普段着では少し短めにして軽やかに着ることもできます。着物が短いほどおはしょりに使える長さが少なくなるため、着る場面を考えて選ぶことが大切です。

普段着・礼装・浴衣で、身丈の目安が違う理由

小紋・紬・お召・木綿・麻・ウール・デニムなどの普段着は、少し短めのおはしょりでも楽しめるため、身長より短い身丈の選択肢が広がります。

黒留袖・色留袖・振袖・小振袖・訪問着・黒紋付・掛下などの礼装は、おはしょりをきちんと整えることを前提に、短い側の範囲を狭くしています。短すぎる着物を避け、おはしょりを確保できる長さを選びましょう。

女性用の浴衣は短めのおはしょりも楽しめるため、身長−10〜+5cmを目安にしています。

色無地・付下げ・江戸小紋は、着る場面に合わせて

色無地・付下げ・江戸小紋は、着る場面によって身丈の目安を使い分けます。同じ一枚でも、改まった席に着る場合と、気軽なお出かけに着る場合では、おはしょりの整え方が変わるためです。

  • お茶席やお子さまの式など、改まった席に着るなら:身丈は身長−3〜+5cmを目安に、おはしょりをきちんと出せる長さを選びます。
  • お食事・観劇・街歩きなどに着るなら:身丈は身長−7〜+5cmを目安に、短めのおはしょりも選択肢にできます。

江戸小紋のサイズを選ぶ際、糸千花では江戸五役(鮫・行儀・大小霰・万筋・角通し)または一つ紋以上のものは礼装側、無紋で江戸五役以外の寄せ柄・フランス縞などは普段着側を基本にしています。

この区分は身丈を選ぶための目安です。実際にその席へ着ていけるかは、紋の有無や帯との組み合わせ、席のしきたりも合わせて確認しましょう。

男物・長襦袢・羽織物は、別の目安で選ぶ

男物は、おはしょりを作らずに着る「対丈(ついたけ)」です。身長と同じ身丈ではなく、上の表の体型別の目安で選びます。男性用の浴衣や紋付も同じ考え方です。

女性用の長襦袢は身長−34〜−30cmが目安で、振袖用長襦袢も同じ式を使います。男性用長襦袢は男着物より2cm短い身丈を目安にします。どちらも、合わせる着物から出ないように、裄丈と袖丈も確認してください。

羽織・黒羽織・絵羽羽織・道行・道中着・和装コートなどは、身長から身丈を決めません。男性用の羽織やコートも、まず裄丈を確認し、丈は好みや着こなしに合わせて選びます。

寸法を一覧で確認したい方は、「着物のサイズについて」もご覧ください。

身丈から着物を検索する

和装セレクトショップ糸千花では、サイズをXS~3XLまで身丈で分類をしています。また「絞込み」機能を使ってもらったら、小紋や訪問着など様々なカテゴリの着物に分類がされます。ご参考くださいませ。


法則2.裄丈を知る

裄丈(ゆきたけ)、略して裄(ゆき)は身丈と同じく、自分のサイズを知るには大切な箇所になります。

裄は、背中心から袖口までの長さを指し、背中の首の付根から肩を経由し、手首のくるぶしまでの長さと合わせます。

自分の裄を測るには腕を45度に開けた状態で


自分の裄を測る場合、必ず腕を45°位に広げてください。腕を伸ばした状態で裄を測ると、思っているよりも短くなり「寸足らず」感が出てしまいます。

ひとりで裄を測る場合は寝ながらすると測りやすい

他の人に測ってもらう場合は問題ないのですが、ひとりで測る場合は、寝ころがりながらすると測り易いです。

首の付根(頸椎点)のボコッとした骨の部分から、肩までを測り、次に方から手首のくるぶしまで測ります。

手首が出すぎない方が美しい?

裄は着物のシルエットの中でも非常に大切な、手首の出具合に直結します。

一般的に、結婚式などのフォーマルは裄を1cmぐらい長い目にすると、おしとやかに見え、気軽なお出かけなどのカジュアルは裄を2cmぐらい短い目にすると、動きやすいです。

和装セレクトショップ糸千花では、裄丈でも着物を絞込み検索ができるようにしております。こちらも是非ご参考くださいませ。

裄丈 裄丈ページ
〜 62cm 裄丈 62cm 以下
63cm 裄丈 63cm
64cm 裄丈 64cm
65cm 裄丈 65cm
66cm 裄丈 66cm
67cm 〜 裄丈 67cm 以上

法則3.身幅(前幅・後幅)を知る

身幅とは、主に胴回りからヒップまでの長さを指し、身丈、裄と同様に大切な、自分の体形に合わせる箇所になります。

身幅が狭すぎると歩くときにはだけやすく、身幅が広すぎると歩きずらいなど、身幅が合っていないとストレスを感じることがあります。

身幅を知るには計算式を使います

自分にピッタリの身幅を出すには、自分のヒップサイズを基準にしてご自身のヒップサイズと照らし合わせます。

自分のヒップサイズ = (前幅 + (後幅 × 2) +13 cm)

例えば、前幅 24 cm、後幅 28 cm、の着物の場合、( 24cm + ( 28cm × 2 ) + 13cm = 93cm という計算になるので、ヒップサイズが 93 cm の方にピッタリということになります。

身幅の許容範囲は着付でカバー

身幅の許容範囲は個人差があったり好みの問題で一概には言えません。

ただし、着付や着こなしの工夫で対処ができます。身幅が狭い場合は歩くときに小股で歩くなどの工夫、身幅が広い場合は着付で右方向にずらすなどで対処できます。

気に入った着物があるのに身幅が合わないと思っても様々な工夫やコーディネートを行う事で対処できるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?本記事は「自分にピッタリの着物を選ぶ3つの法則」をご紹介してきました。

着物は着付だけでどうにかなる!と思っておられた方も多いのではないでしょうか?

着物は自分にピッタリのサイズを選ぶことで、着物が本来もっている美しいシルエットを体現できます。

しかし、サイズに大きなズレがあると、他人から見ていると、着物を着ているのではなく、着物に着られている感が出てしまいます。

また、自分のサイズを知り、着物をある程度着こなせる様になると、わざと身丈や裄を短くして、様々なアイテムと組み合わせたオシャレコーディネートも楽しむことができます。

着物通販の iChiKa では、高級な着物をリーズナブルな価格でご提供していますので、是非、いろんな着物を着てみてくださいね。

それでは、素敵な着物ライフをお過ごしください。

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