「皆さんは、どのような服装の予定ですか?」
WEDDING / FAMILY
親族として結婚式に出席する方へ。
着物と帯・小物の選び方
黒留袖・色留袖・訪問着・振袖の選び方
親族で正礼装に揃えるなら、既婚の方は黒留袖、未婚の方は振袖や五つ紋の色留袖が候補です。
訪問着なども選べる式なら、ご本人の好みと動きやすさで比較しましょう。

01 / CONSIDER TOGETHER
着物を選ぶ前に、
ご家族の服装を確認しましょう。
親族の服装は、ご両家の考え方や式の形式によって異なります。服装が大きく食い違わないよう、両家のお母さまや、ほかのご親族が何を着るか確認しましょう。礼装には、お客様に敬意を示す意味があります。
一般的な礼装の目安を参考に、新郎新婦やご両家で服装を決めましょう。受付などの役割や、体調・着心地も考えて選んでください。
「正礼装で揃えますか? 少し控えた装いでもよいですか?」
「この着物を着たいのですが、差し支えありませんか?」
02 / FIND YOUR KIMONO
まずは、4種類を比べてみましょう。
着物の格は、人の上下を示すものではありません。当日の役割と、ご家族の方針に合わせて候補を選びます。
| 着物 | こんな装いを考える方へ | 選ぶ前に |
|---|---|---|
| 黒留袖 → | 正礼装で格式を揃えてお迎えしたい | 一般的には既婚の方の礼装。母親以外の親族も候補に |
| 色留袖 → | 色のある装いで、親族として礼を尽くしたい | 未婚・既婚を問わず候補に。紋の数を確認 |
| 訪問着 → | ご家族の方針に合わせて華やかにお祝いしたい | 正礼装で揃える式かどうか、柄・帯合わせも確認 |
| 振袖 → | 未婚のご親族が正礼装で華やかにお祝いしたい | 年齢だけで決めず、ご本人の希望とご家族の装いを確認 |
表の着物名を押すと、詳しい選び方へ進めます。
03 / CRESTS & COURTESY
色留袖は、紋の数も確認しましょう。
正礼装で揃えるなら五つ紋を選びましょう。格を少し控える方針なら三つ紋が候補です。一つ紋や紋なしの手持ちを使いたい場合は、先にご家族へ確認してください。続柄だけで自動的に決まるものではありません。
黒留袖と同格の正礼装
黒留袖と同格の正礼装。ご親族で格式を揃える場合の候補です。
五つ紋より格を控えた準礼装
準礼装。お母さまを立てて少し控えた装いにしたい場合の候補です。
三つ紋より控えめ。式に合うか確認
三つ紋より控えめな装い。式の雰囲気と、ご家族の服装を確認しましょう。
親族として着てよいか、事前に確認
訪問着感覚で着る考え方もありますが、親族の礼装としての扱いは分かれます。
この案内は色留袖の目安です。紋のない訪問着や振袖に、そのまま当てはめるものではありません。また、ご親族が必ず母親より格を控えるということではありません。
五つ紋・三つ紋は、どこに入っていますか?
五つ紋は背中に一つ、両胸と両袖の後ろに各一つ。三つ紋は背中と両袖の後ろ、一つ紋は背中に入ります。
背中はご先祖、胸は両親、袖は兄弟姉妹・親戚を表すという意味づけも伝えられています。ただし、紋の数が生まれた歴史的な由来として断定するものではありません。
紋なしの着物は、失礼になりますか?
紋なしの訪問着も結婚式で選ばれています。一方、紋なしの色留袖は礼装としての扱いが分かれます。種類を確かめ、ご家族と当日の装いを話し合いましょう。了承があっても着物自体の格が変わるわけではなく、その式に合う装いを皆さまで選ぶということです。
04 / CHOOSE YOUR KIMONO
着物別の選び方と、よくある質問
01 黒留袖

既婚のご親族が、正礼装を着る場合の候補
既婚のご親族が正礼装で出席するなら、五つ紋・比翼付きの黒留袖がおすすめです。礼装の形と小物を選びやすい一方、親族が訪問着などで揃える式では、先に服装を聞いておくと安心です。母親以外も着られます。
黒留袖のよくある質問
母親以外の親族も着られますか?
既婚の祖母・伯母・叔母・姉妹なども候補になります。ご家族で当日の服装を確認しましょう。
母親と同格でもよいですか?
はい。ご親族も正礼装で揃えて構いません。必ずお母さまより格を下げる必要はありません。両家で正礼装に揃えるなら五つ紋の留袖など、少し控える方針なら三つ紋の色留袖などを候補にします。
五つ紋と比翼は、なぜ確認するのですか?
正礼装としての装いを確認するためです。五つ紋と比翼付きが一般的に推奨されます。比翼は重ね着の見え方を表す仕立てです。
家紋が違うものや通紋でもよいですか?
リユースやレンタルでは、通紋などを使う場合があります。五三桐もその一つですが、どのご家庭でも無条件に使えるという意味ではありません。家の慣習を確認しましょう。
サイズや汚れはどこを確認しますか?
着たときの収まりと見える位置が大切です。身丈・裄丈・身幅、衿元・袖・裾などを確認します。数cmの違いだけでは着用可否を決められません。
02 色留袖

五つ紋・三つ紋・一つ紋の違いを確認して選ぶ
色のある礼装がよければ色留袖が候補です。正礼装で揃えるなら五つ紋、格を少し控える方針なら三つ紋などから選ぶと分かりやすくなります。未婚・既婚を問わず着られますが、紋の数で格が変わるため、色柄より先に紋と仕立てを確認しましょう。
色留袖の紋の比較に戻る ↑色留袖のよくある質問
五つ紋・三つ紋・一つ紋はどう選びますか?
正礼装に揃えるなら五つ紋、少し控えた装いを考えるなら三つ紋や一つ紋が候補です。続柄だけで自動的に決まるものではありません。
一つ紋の手持ちでも候補になりますか?
候補になります。ご家族で正礼装に揃える場合は釣り合いを確認し、当日の役割や式の雰囲気も合わせて考えましょう。
紋なしでも着られますか?
訪問着感覚で着る考え方もありますが、親族の礼装としての扱いは分かれます。格式を重んじる式では紋付きが一般的に推奨されます。お手持ちは事前にご家族へ確認しましょう。
比翼が付いていなくてもよいですか?
重ね着の見え方を整える仕立てで、特に五つ紋の正礼装では比翼付きが一般的に推奨されます。紋の数や仕立てによって扱いが変わるため、比翼なしを一律に判断せず確認しましょう。
色や柄はどう選べばよいですか?
ご家族との調和を大切にしながら、お祝いに合う柄とご自身に似合う色を選びます。年齢だけで暗い色に限定する必要はありません。
白に近い色は避けた方がよいですか?
和装では、白に近い地色を一律に避ける必要はありません。迷ったら、色柄のある訪問着や色留袖を選ぶと花嫁衣装との違いが伝わりやすくなります。白一色に見える組み合わせが気になる場合は、新郎新婦に写真を見てもらいましょう。
03 訪問着

親族で正礼装に揃えるか確認してから選ぶ
ご家族が訪問着での出席を了承しているなら、結婚式向けの訪問着と礼装用の袋帯がおすすめです。帯・小物の色を選びやすい一方、正礼装で揃える式では留袖や振袖を選びましょう。まず「親族は正礼装で揃えますか」と聞くと判断しやすくなります。
訪問着のよくある質問
親族として着てもよいですか?
ご家族が訪問着での出席を了承していれば候補になります。まず「親族は留袖などの正礼装で揃えますか」と聞いてください。正礼装で揃える場合は黒留袖・色留袖・振袖から選ぶ方が分かりやすいでしょう。
紋なしでも結婚式に着られますか?
紋なしの訪問着も結婚式で着用されています。紋がないから普段着ということではありません。親族としてはご家族との釣り合いを確認しましょう。
どんな柄が結婚式に向いていますか?
お祝いの気持ちを装いでも表すため、吉祥文様などが候補になります。柄名だけで判断せず、生地や帯も含めて全体を見ましょう。
付け下げとは何が違いますか?
訪問着は縫い目をまたいで柄がつながる絵羽模様が特徴です。付け下げとは柄付けなどに違いがあり、商品名だけで同じ格と考えず用途を確認します。
04 振袖

未婚のご親族の正礼装。成人式の振袖も候補に
未婚の方で華やかな正礼装を着たいなら、振袖がおすすめです。成人式の振袖もサイズと状態が合えば使えます。一方、長い袖は食事や階段で扱いに気を配る必要があります。動きやすさを優先したい場合は、ほかの着物も比較しましょう。
振袖のよくある質問
成人式で着た振袖を着てもよいですか?
お手持ちの振袖も候補になります。結婚式に合わせて帯・小物・髪型の華やかさを整え、サイズと状態を確認しましょう。
何歳まで着てもよいですか?
花嫁より目立たないか心配です。
花嫁衣装とは仕立てや装い方が異なります。過度に不安になる必要はありませんが、帯や髪飾りまで含めて全体を整え、気になる場合は新郎新婦に確認しましょう。
紋がなくても正礼装になりますか?
一般的な礼装用の振袖は、紋なしでも未婚の方の正礼装として着用されます。色留袖の紋の比較をそのまま当てはめないようにしましょう。
袖が長いとき、食事や移動はどうしますか?
袖を引っ掛けたり汚したりしないよう、階段や手を伸ばす際は袖を支えます。着付けの際に、座り方や手洗いの動作も教えてもらうと安心です。
05 / COMPLETE YOUR OUTFIT
選んだ着物に合う帯・小物を選ぶ
合わせたい着物を選ぶと、各アイテムの案内が切り替わります。お手持ちのものを使いながら、不足するものを見つけましょう。
黒留袖に合わせる帯・小物をご案内しています。色留袖に合わせる帯・小物をご案内しています。訪問着に合わせる帯・小物をご案内しています。振袖に合わせる帯・小物をご案内しています。
01 袋帯

礼装用の袋帯を選び、結び方に必要な長さを確認する
迷ったら「礼装用」「フォーマル向け」の袋帯から選ぶのがおすすめです。着物の柄にある色を帯にも取り入れると合わせやすくなります。金銀糸入りでも普段着向けの帯はあるため、用途と結び方に必要な長さを確認してください。
黒留袖の場合
黒留袖には礼装用の袋帯を。迷ったら二重太鼓を希望し、その結び方に必要な長さを確認してください。
色留袖の場合
礼装用の袋帯から、裾柄にある色を取り入れると合わせやすくなります。紋の数に合う用途も確認します。
訪問着の場合
迷ったら礼装用の袋帯を二重太鼓に。着物の柄が華やかなら、帯の色数を抑えるとすっきりします。
振袖の場合
飾り結びを希望するなら、振袖向けの長さ・柔らかさがある袋帯を。購入前に結び方を着付け担当の方に伝えましょう。
袋帯のよくある質問
金銀糸があれば礼装向けですか?
いいえ。金銀糸入りでも、おしゃれ着用の帯があります。まず「礼装用」「フォーマル向け」と案内された袋帯から選ぶのがおすすめです。柄や織りによって用途が違うため、光沢だけでは判断しません。
名古屋帯でもよいですか?
今回の親族の礼装では袋帯が一般的に推奨されます。手持ちを使いたい場合は、着物と式の装いに合うか確認しましょう。
長さはどのくらい必要ですか?
まず、同じ結び方で無理なく使えている手持ちの帯の長さを目安にしてください。二重太鼓と振袖の飾り結びでは必要な長さが違い、体型や帯の厚みでも変わります。手持ちがなければ、胴まわりと希望する結び方を着付け担当の方に伝えてから選ぶのがおすすめです。
汚れはどこにあると目立ちますか?
正面の前柄、背中のお太鼓、下に垂れるたれ先の汚れは目立ちやすいので、ここがきれいな帯を優先するのがおすすめです。胴に巻いて隠れる箇所なら使える場合もありますが、結ぶ位置で変わります。振袖の飾り結びは裏側まで見えることもあります。
02 帯締め

着物の種類に合う帯締めを選ぶ
帯を固定する小物なので、用途に加えて結びやすい長さも大切です。留袖の正礼装は白基調、訪問着などは着物や帯の一色を取り入れると選びやすくなります。目立つ色はアクセントになりますが、ほかの小物の色数を抑えるとまとまります。
黒留袖の場合
留袖用の白を基調に金銀をあしらったものなどが一般的に推奨されます。
色留袖の場合
五つ紋の正礼装では黒留袖に準じた小物が一般的です。三つ紋・一つ紋は淡い色も候補に、全体で確認します。
訪問着の場合
礼装向けの帯締めから、着物や帯の色を拾うとまとめやすくなります。
振袖の場合
振袖の帯結びに合うものを。飾りの大きさも含め、帯・髪飾りとの釣り合いを見ます。
帯締めのよくある質問
白以外でもよいですか?
合わせる着物によって変わります。黒留袖と五つ紋の色留袖は白基調が一般的。訪問着や振袖は礼装向けの色物も候補です。
平組と丸組はどちらがよいですか?
形だけで礼装向けかを決めず、素材・意匠・商品説明を確認します。長さや状態も確かめましょう。
03 帯揚げ

着物に合う帯揚げの色と素材を選ぶ
帯枕を覆う布です。留袖の正礼装は白基調、訪問着などは着物や帯になじむ淡い色から選ぶと合わせやすくなります。帯締めと同色にする必要はありません。絞りはふくらみが出やすく、すっきり見せたい場合は控えめな見せ方にします。
黒留袖の場合
留袖用の白の帯揚げが一般的に推奨されます。
色留袖の場合
五つ紋では白が一般的です。三つ紋・一つ紋は淡い色も候補に、帯締めと合わせて確認します。
訪問着の場合
着物や帯になじむ色を選びます。全く同じ色で揃える必要はありません。
振袖の場合
絞りなども候補です。見せる量は帯結びと合わせて着付けの際に整えます。
帯揚げのよくある質問
帯締めと同じ色にしますか?
セットで買った方がよいですか?
色合わせに迷うならセットが便利です。一方、手持ちに使えるものがあれば、足りない品だけ買う方が無駄を減らせます。セットでも用途と付属品は確認してください。
04 長襦袢・半衿

長襦袢のよくある質問
手持ちの長襦袢でもよいですか?
着物と袖の寸法・色・季節が合えば使えます。まず裄丈・袖丈・袖幅を比べてください。寸法が合わないと袖口から出たり中でもたついたりします。振袖には長い袖に合う長襦袢が必要です。
半衿は付いていますか?
商品によって異なります。「半衿付き」の記載がなければ、購入前に確認しましょう。別に必要なら白半衿が合わせやすい候補です。縫い付ける時間も必要なので、着付け当日まで後回しにしないことをおすすめします。
05 髪飾り

髪飾りのよくある質問
必ず髪飾りを付けますか?
付けなくても大丈夫です。髪型だけでも礼装の装いは整えられます。華やかさを足したいなら、小ぶりのかんざしなど1点から合わせると選びやすくなります。
ショートヘアでも使えますか?
使えるものはあります。髪が短い場合は、差し込むかんざしよりクリップ式などを先に検討すると選びやすくなります。ただし留まるかは髪の長さと量次第です。無理に付けず、髪型だけで整えても大丈夫です。
06 足袋

白無地で、足のサイズに合う足袋を選ぶ
迷ったら白無地のこはぜ付きがおすすめです。礼装で一般的に推奨される形です。靴のサイズだけで決めず、足の長さ・幅・甲の高さを確認しましょう。小さすぎると痛み、大きすぎるとしわが出ます。
黒留袖の場合
草履と一緒に事前に試し履きし、指の間・かかと・足首の収まりを確認しましょう。
色留袖の場合
草履と一緒に事前に試し履きし、指の間・かかと・足首の収まりを確認しましょう。
訪問着の場合
草履と一緒に事前に試し履きし、指の間・かかと・足首の収まりを確認しましょう。
振袖の場合
草履と一緒に事前に試し履きし、指の間・かかと・足首の収まりを確認しましょう。
足袋のよくある質問
こはぜがなくてもよいですか?
迷ったら、礼装で一般的に推奨される白無地のこはぜ付きを選ぶのがおすすめです。留めにくさや痛みがある場合は、足首を覆えて一枚履きできる足袋を候補にし、着付け先へ確認してください。足首が隠れるだけで礼装用と決まるわけではありません。
靴と同じサイズでよいですか?
靴のサイズだけでは決めないでください。足袋は、かかとから最も長い指先までの長さを測り、商品のサイズ表で選ぶのがおすすめです。大きすぎるとしわや余り、小さすぎると指の圧迫が出ます。足幅・甲の高さも確認しましょう。
足袋カバーとの違いは?
初めて揃えるなら、まず「足袋本体」を選んでください。足袋カバーは主に本体の上から履いて汚れを防ぐもので、一枚履きの代わりにはならない商品もあります。
07 草履・バッグ・末広

草履とバッグはお揃いにしますか?
草履は高い方がよいですか?
高さだけで選ばず、礼装向けで安定して歩けるものをおすすめします。高い台は見た目に高さを出せますが、履き慣れないと不安定になります。足袋を履いて歩き、鼻緒が痛くないかも確かめてください。
末広は開いて使いますか?
礼装の末広は通常閉じて使います。差す位置や持ち方を着付けの際に確認しましょう。
08 着付け用品

汗を受ける肌着、着姿を固定する腰紐・伊達締め、形を整える衿芯・帯板・帯枕などを用意します。必要な種類と数は着付け方で変わるため、依頼先の持ち物リストを優先しましょう。
セットで全部揃いますか?
セットだけで全部揃うとは限りません。先に着付け先の持ち物リストをもらい、手持ちとセット内容を照らし合わせて買うのがおすすめです。補正用タオルや半衿などが別途必要な場合があります。
用品の名前が分かりません。
似た名前が多いので、分からなくても大丈夫です。リストに書かれた名前や写真を、そのままチャット(相談ボタン)でお知らせください。
タオルは何枚必要ですか?
まずは着付け先の指定枚数を確認してください。補正量は体型で違うため、全員に同じ枚数はおすすめできません。指定がない場合は、薄手のフェイスタオルでよいか、枚数と一緒に尋ねると準備しやすくなります。
06 / READY FOR THE DAY
最後に、ご家族と持ち物を確認。
0 / 6 項目を確認しました
チェックはこの画面を開いている間の確認用です。
WE ARE HERE TO HELP
手持ちの着物が使えるか、
チャット(相談ボタン)でお聞きください。
「新郎の姉です」「この着物を着たいです」など、分かることからお知らせください。
写真や商品の番号がなくても大丈夫です。






